2025-11-21建設情報コラム
技術士試験は努力で合格できる!現役技術士が明かす最強勉強法とキャリア戦略
もしあなたが今、技術士試験への挑戦を考えているとしたら、その難しさや、膨大な勉強時間を前に立ちすくんでいるかもしれません。あるいは、この難関を突破した先に、本当に望むキャリアアップや待遇改善が待っているのか、確信が持てないでいるかもしれませんね。
しかし、ご安心ください。技術士試験は、決して才能や特殊な能力で合否が決まる試験ではありません。努力と正しい戦略さえあれば、必ず「合格」を掴み取れる資格なのです。
本記事では、技術士(建設部門・総合管理部門)の二つの部門で合格を勝ち取ったSATOPONさんへの独占インタビューに基づき、その具体的な「勉強法」と、合格後に待つ華やかなキャリアの未来を徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたは不安を希望に変え、今日からすぐにでも実践できる具体的な勉強計画と、年収アップや顧客からの信頼獲得といった確かな未来像を手に入れていることでしょう。
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記事では伝えきれない、技術士試験の勉強方法や取得後のキャリア戦略などを、動画でさらに詳しく解説しています。ぜひ、こちらもご覧ください。
技術士試験は「努力」で「合格」できる!合格後の未来とは
技術士とは?建設業界における最高峰の国家資格
技術士とは、
科学技術に関する高度な応用能力と豊富な実務経験を持つ技術者に与えられる、国家の認可を受けた称号です。特に建設部門は、インフラ整備を支える土木技術者にとって、到達点の一つとされています。
技術士資格を持つことは、単なる知識の証明にとどまりません。それは、技術者としての信頼度を客観的に裏付け、周囲からの評価を一変させる力を持っているのです。この資格は、高い倫理観と専門知識をもって業務を遂行し、未来の社会を設計する技術者としての証でもあります。
技術士(建設部門)が最高峰の国家資格とされる理由に関しての詳細は
こちらの記事をご覧ください。
難関「技術士試験」は才能ではなく努力で突破可能
技術士試験が難関であることは広く知られていますが、実はこの試験の最大の特性は「努力で受かる試験である」という点にあります。
プロの技術士として活躍するSATOPON講師(技術士の講師)も、「決して才能で取る試験ではなくて、知識を勉強すれば取れる資格だと思っています」と断言されています。もちろん、論文の書き方などのテクニックは必要とされますが、それらは国語の授業で学ぶような論理構成力に近く、基礎的な知識さえあれば、誰でも身につけられるものです。
最も大切なのは、心折れずに諦めない姿勢です。適切な戦略と継続的な努力さえあれば、必ずこの難関を突破できるのです。
技術士「合格」がもたらす報酬とキャリアへの圧倒的メリット
技術士試験の勉強を始める際、多くの人が気になるのが「合格後にどれだけ自分に還元されるのか」という点でしょう。結論から申し上げますと、技術士資格はあなたの報酬とキャリアパスに、目に見える形で大きな変革をもたらします。
現役技術士へのインタビューから明らかになった、技術士合格の具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。
顧客からの「客観的評価」向上と信頼感の獲得
技術士資格がもたらす最大のメリットの一つは、顧客や社内における
評価が格段に向上することです。
技術力や人柄の良し悪しは、時間をかけて深く付き合わなければなかなか分かりにくいものです。しかし、技術士という客観的な国家資格を持つことで、「この人は一定の高度な技術力と知識を持っている」という評価を、誰に対しても瞬時に伝えることができるようになります。
特に、顧客との打ち合わせの場では、技術士の名称が肩書きに入っているだけで、商談が始まる前から
圧倒的な説得力が生まれるのです。この信頼感の獲得は、プロポーザル(国や自治体の業務委託において、技術力や実績を競い合う方式)の評価においても、高得点を獲得するための必須条件となりつつあります。
技術士資格取得が転職・昇進に有利に働くキャリア戦略に関しての詳細は
こちらの記事をご覧ください。
具体的な「報酬アップ」!手当や昇給への影響
技術士資格は、具体的な報酬面にも影響を与えます。SATOPON講師は、技術士取得後に得る報酬が変わったことを率直に語っています。
特に、定職として会社に勤務している場合、技術士資格の取得は資格手当として毎月の給与に反映されることが一般的です。SATOPON講師が以前勤めていた会社の場合、技術士手当として月々4万円が支給されていたとのことです。年間に換算すれば、それだけで48万円の報酬アップにつながる計算になります。
また、資格手当以外にも、技術士資格を持つことでプロジェクトリーダー格への配置や昇進に非常に大きく影響し、結果的に基本給やボーナスの上昇にもつながるでしょう。
技術者からマネジメント層へ:キャリアの視点を俯瞰的に変える
技術士資格は、専門技術を深掘りするだけでなく、技術者としての視野そのものを広げます。特に技術士の「総合管理部門」の勉強は、キャリアにおける視点の切り替えを強制的に促します。
専門技術者が設計や調査といった特定の技術を追い求めるのに対し、総合管理部門では、その技術の枠を超えたマネジメント能力が求められます。具体的には、次のような管理要素が含まれます。
- 人材の管理:後輩の育成や指導、メンタルヘルス管理。
- 時間・工程の管理:納期を遵守するためのスケジュール管理。
- 安全の管理:事故を起こさないための予防と対策。
- 品質・原価の管理:高品質を維持しつつ、予算を意識した仕事の遂行。
- 情報管理:重要なデータの漏洩防止。
SATOPON講師は、総合管理部門を学んだことで、以前のように「いたずらに技術を追い求めていた」状態から、
俯瞰的な視野を持って仕事を進められるようになったと実感されています。
近年、建設コンサルタントの業務は、単に設計をすれば良いというものではなくなり、調査から維持管理までを検討する複雑なプロジェクト方式が増えています。これにより、複数の技術者や異なる専門分野を束ねて管理する能力、すなわち
「総合管理」の視点が必要不可欠になっているのです。この視点の獲得こそが、技術士合格によって手に入る、最も価値あるキャリア資産の一つと言えるでしょう。
技術士と施工管理技士の役割やキャリアの違いに関しての詳細は
こちらの記事をご覧ください。
【部門別】技術士試験「勉強法」の戦略と難所の乗り越え方
技術士試験は、部門によって求められる知識や論文の書き方が大きく異なります。特に建設部門のような技術専門分野と、総合管理部門のようなマネジメント分野では、対策の方向性を変える必要があります。
現役技術士の経験談に基づき、それぞれの部門における具体的な勉強戦略を見ていきましょう。
建設部門(技術部門)の「勉強法」:強みを活かし1回で合格する戦略
技術士試験の技術部門(SATOPON講師の場合は建設部門)は、専門とする技術領域の深い知識が問われます。この分野を1回目で合格されたSATOPON講師の経験から見ると、建設コンサルタントなどの実務経験者は、その強みを活かした勉強法が有効であることがわかります。
1.報告書作成の経験を論文に活かす
技術部門の筆記試験(論文)では、普段の業務で作成している報告書を書く流れで論文が書ける、という感覚があるそうです。業務で課題を分析し、解決策を提案するプロセスは、技術士試験の論文構成に非常に似ています。
そのため、過度に論文の書き方に悩むよりも、日々の業務報告書作成で培った論理的な構成力を信じて活かすことが重要です。
2.国の指針を理解し「視野を広げる」
一方で、専門的な技術知識だけでなく、国全体の課題や方針を理解する必要があります。
具体的には、国土交通白書などの国が掲げる方針を読み込み、それらを背景として、目の前の課題をどう捉えるべきか、そしてどのような改善方法が考えられるのかという広範囲な視野を養わなければなりません。これは、単なる技術力の評価ではなく、技術を社会的な文脈でどう活用できるかを問うているのです。
難関「総合管理部門」を突破する5回の苦闘から得た教訓
SATOPON講師は、建設部門を1回で合格したのに対し、総合管理部門(相関)の合格には5回の挑戦が必要だったとのことです。この部門が難関とされる理由は、単に知識の多さではなく、視点の切り替えの難しさにあるのです。
1.技術者視点から管理・経営視点への切り替え
総合管理部門で最も苦労するのは、これまで技術を追求してきた技術者が、経営者やマネジメントを行う立場へと意識を転換する点です。技術を極めることと、人を育て、時間を管理し、予算と品質を守ることは、全く異なるスキルセットを要求します。
- 「技術追求」:いかに技術的に優れた解決策を見出すか。
- 「総合管理」:その技術を、決められた納期や予算、安全の枠組みの中で、いかに効率的かつ倫理的に実現するか。
この切り替えに時間を要することが、合格までの回数を重ねる原因となることが多いのです。
2.モチベーションの壁と必要性の再認識
建設部門を持っていると、なぜ総合管理部門まで必要なのか、というモチベーションの壁に直面しやすくなります。特に、総合管理部門を持ったからといって、すぐにプロポーザルで加点されたり、一般の建設会社で大幅に報酬が上がったりするわけではない、という現実があるためです。
この壁を乗り越えるには、将来的な必要性を深く理解することが鍵となります。
前述の通り、現代の建設コンサルタントの業務は複雑化し、プロジェクト全体を管理し、様々な技術者を束ねる能力が求められています。SATOPON講師も、会社での立場の変化に伴い、技術以外の弊害が出てくることを予測し、「今後必要になるスキルだからこそ挑戦する」という腹落ちが、最終的な合格につながったのです。
多忙な技術者のための実践的「勉強法」:1日1時間で合格へ
技術士を目指す方の多くは、日々の業務に追われ、勉強時間の確保が最大の課題となります。しかし、技術士は「努力で受かる試験」だからこそ、その努力を継続するための
「時間術」と「習慣化」の工夫が非常に重要になります。
ここでは、プロの技術士が実践した、多忙な毎日でも着実に合格を目指せる具体的な勉強法をご紹介します。
資格取得に必要な勉強時間の目安と効率的な学習スケジュールに関しての詳細は
こちらの記事をご覧ください。
勉強時間を「作り出す」時間管理術3ステップ
SATOPON講師は、受験票を出してから本格的に勉強を始め、趣味や休息の時間を完全に犠牲にせず、継続できる仕組みを作っていました。
多忙な技術者が無理なく継続するために実践すべき、具体的な時間管理術は以下の通りです。
1.朝の時間をフル活用する(始業前の1時間)
最も集中力が高く、邪魔の入りにくい時間帯は朝です。SATOPON講師は、会社が早出を許可していたこともあり、始業前の1時間を勉強時間に充てていました。
通勤時間がある方は、電車の中での学習も効果的ですが、会社に早めに行って仕事前の静かな時間を利用することは、特に論文の構成を考えるなど、集中力を要する作業に最適です。この「朝1時間」を確保することが、日々の学習量を決定づける最重要ポイントです。
2.昼休みも「隙間時間」として捉える(15分間)
昼休みは休憩の時間ですが、これをすべて休憩に充てるのではなく、勉強に充てる「隙間時間」として捉えます。SATOPON講師は45分の昼休みのうち、食事などを済ませた残りの15分を勉強に活用されていました。
この短い時間では、新しい分野を深く学ぶのは難しいかもしれません。しかし、前日に学んだことの見直しや、問題集の簡単な暗記項目をチェックするには十分です。
3.土日どちらか1日だけを勉強日にする
技術士試験の勉強は長丁場になります。土日を両方とも勉強に費やしてしまうと、心がどこかで折れてしまい、継続が難しくなってしまいます。
SATOPON講師は、土日のどちらか1日だけを勉強に充て、もう1日は休息やリフレッシュに使うという使い方をされていました。心と体を休ませる日を作ることで、平日と勉強日への集中力を維持することが可能になります。
モチベーションを保ち「勉強の継続」を可能にする究極の工夫
技術士試験の勉強において、最も難しいのは「勉強内容」そのものよりも、いかに長期間モチベーションを保ち、継続するかという点です。仕事が忙しくなると、勉強の習慣が途切れがちになり、一度途切れると「心が折れてしまい」、再び戻るのが非常に困難になります。
この挫折を防ぐために、SATOPON講師が実践していた究極の工夫があります。
継続力を支える「5分ルール」
それは、「5分でいいから、毎日勉強する習慣を途切れさせない」というルールです。
どんなに仕事が忙しく、疲れていて、やる気が起きない日であっても、わずか5分だけで構いません。自分がその日までにやった勉強内容を振り返る、ノートを眺める、問題集をパラパラとめくるだけでも良いのです。
この行為の目的は、知識の習得ではありません。「自分は今日も勉強を継続しているぞ」という事実を自分自身に刻み付け、
モチベーションを落とさないようにすることです。
この「5分ルール」により、勉強をしていない日が生まれることを防ぎ、長い資格試験の期間中、コンスタントに努力を続けることができるのです。技術士合格者は、総じてこのような自分に厳しく、継続のための工夫を絶えず行うタイプの方々であると言えるでしょう。
多忙な社会人が勉強時間を確保するための具体的な方法に関しての詳細は
こちらの記事をご覧ください。
まとめ:技術士合格から開ける新たなキャリアパス
技術士試験の「合格」は、努力と継続によって必ず掴み取ることができる未来です。
本記事では、技術士試験に挑戦し、建設部門および総合管理部門を突破した現役技術士の具体的な体験談から、以下の重要なポイントを解説しました。
- 技術士合格は報酬アップと顧客からの信頼獲得に直結します。定職の場合、月4万円程度の資格手当が見込めるなど、具体的な金銭的メリットも存在します。
- 総合管理部門を学ぶことで、技術追求からマネジメントと俯瞰的視野へと意識が変わり、キャリアの可能性が大きく広がります。
- 多忙な中でも合格を掴むための「勉強法」は、朝や昼休みの隙間時間を活用し、土日すべてを犠牲にしないメリハリのある時間管理にあります。
- モチベーションを維持する鍵は、「5分でもいいから勉強を継続している」という習慣を途切れさせないことです。
技術士資格を取得することで、あなたは建設業界における最高峰の技術者として、より大きなプロジェクトを牽引する立場や、高度な管理業務を担う立場へとキャリアを飛躍させることができます。
技術士資格は、発注者支援業務のような、技術力とマネジメント能力を両輪で活かせるフィールドでこそ、その真価を発揮するでしょう。
発注者支援業務の具体的な内容や役割に関しての詳細は
こちらの記事をご覧ください。
技術士「合格」という努力の証は、あなたの人生を確実に変える大きなきっかけとなるはずです。諦めずに、挑戦を続けていきましょう!
この記事は、YouTube動画をもとに内容をまとめたものです。
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